今さら聞けない?糖質カットダイエットやり方まとめ!

美容やダイエットに関心のある女性なら、「糖質カットダイエット」というダイエット方法を聞いたことがあるでしょう。「糖質カット」は、もともと糖尿病患者の食事制限として行われていたものですが、ダイエットと血糖値に深い関係があることから「糖質カットダイエット」が生まれました。
そんな話題の「糖質カットダイエット」ですが、どんなダイエットなのか、どんな効果があるのか、気を付けることは何なのか、など、詳しく知っていますか?人気が高まるにつれ、基本的なことは今さら聞けない…と思いますよね。そんな女性たちのために、「糖質カットダイエット」についてまとめてみました!
Contents
糖質カットダイエットのやり方
糖質カットダイエット中は「糖質を摂らない」というイメージがありますが、糖質をまったく摂らないのは現実的に見たら不可能です。摂らないのではなく、「糖質の多いものを減らす」というのが「糖質カットダイエット」の正しい方法だと言えますね。
甘いものだけでなく、炭水化物も減らしていきましょう。一見簡単そうに見える「糖質カットダイエット」ですが、しっかりとした管理の元で行わないと体調を崩す恐れもあるので注意が必要なんですよ。
糖質カットダイエットの第一人者は誰?
今でこそここまで有名になった「糖質カットダイエット」ですが、ここで1つ、「第一人者」について見てみましょう。
糖質カットダイエットの第一人者と言われているのは、ノンフィクション作家の桐谷秀樹氏です。桐谷氏は自身が糖尿病を患ったことをきっかけに、この「糖質カットダイエット」をあみだしました。
桐谷氏自身は、なんと糖質カットダイエットでわずか3週間で20kgもの減量に成功しています。ここまで急激に痩せるのは健康を損ねる恐れもありますから、もう少しゆっくりとしたペースで減量していくことをおすすめします。
糖質カットダイエットとの直接的な因果関係は認められていませんが、桐谷氏は2016年の2月に心不全のため急死しています。
糖質カットダイエットがもたらす効果
糖質カットダイエットを行うと、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。すると脂肪の蓄積も抑えることができるので、「体脂肪を減らす」ことができると言われています。糖質カットダイエットの最大の「ダイエット効果」と言えるのが、この「体脂肪の減少」でしょう。
特に女性の場合、ダイエットによって体重を減らすことはできても、体脂肪を減らすことは難しかったりしますよね。「体脂肪を減らせる」というのは、女性にとって物凄く魅力的なことだと思います。
糖質カットダイエットを始めた最初の1週間は代謝の切り替え時期のため、体脂肪は減りません。しかし、開始から2週間も経てば、体脂肪も減っていくでしょう。
糖質カットダイエット中の「糖質摂取量」は?
糖質カットダイエット中は、どのくらいの量の糖質を摂ることが理想的なのでしょうか。その前に、あなたは「ごはん1杯」の糖質が何gか知っていますか?だいたいですが、お茶碗1杯分のごはんの糖質はおよそ56gです。
糖質カットダイエット中の「糖質摂取量」にこれといった決まりはないのですが、「健康的なダイエット」をするのなら「体重(kg)×1g」を目安にしてみましょう。体重60kgなら、1日の糖質摂取量は60gということです。
糖質は甘いもの、炭水化物以外にもたくさんのものに含まれていますから、意識しないとすぐに目安としている摂取量をオーバーしてしまいますよ!
糖質カットダイエット中にOKの食材・NGの食材
ダイエット中は野菜!というイメージを持っている女性も多いのですが、実は糖質の多い野菜もあるので気を付けなければなりません。糖質カットダイエットのつもりで食べていた野菜が、実は逆効果だった…!なんてことになっては元も子もありませんから。
・糖質カットダイエット中にOKな食材
もやし、ほうれん草、こんにゃく、肉、大豆製品など
・糖質カットダイエット中にNGな食材
じゃがいも、さつまいも、とうもろこし、ごぼう、炭水化物全般
糖質カットダイエット中に気を付けるべきものは「糖質」であり、その他の栄養素は基本的には摂取可能です。ダイエット中なのにお肉が食べられるというのは、なんだか意外な感じがしますよね!タンパク質は多めに摂取したほうがいいので、お肉はたくさん食べちゃいましょう。
糖質カットダイエットにおすすめのレシピ・メニュー
糖質カットダイエット中のメニューは、「糖質の少ないもの」で作ることは鉄則です。肉や魚、卵、大豆製品などを積極的に使いましょう。
温玉・鶏肉・生ハムをふんだんに使ったサラダや、糖質0gの麺を使ったパスタなんかもいいですね!最近話題の、コンビニでも買える「サラダチキン」は糖質カットダイエット中には最適です。適当にちぎって葉野菜と合わせれば、簡単に一品できてしまうのも魅力的ですよね。
たくさんのレシピが掲載されているアプリ「クックパッド」では、糖質カットの簡単レシピも多いです。いつも同じようかメニューだなぁ…なんて思ったときには、このようなアプリを参考にしてみるのもいいですね。
糖質カットダイエット中でもおやつは食べられる?
ダイエット中はおやつは我慢!という常識を覆したのが、糖質カットダイエットでもあります。実は、糖質カットダイエットではおやつは我慢するどころか「食べるように」推奨されているんですよ!なんだか驚きですよね。
おやつを食べることによって、「空腹でいる時間」を減らすことができます。空腹時間が長くなると脂肪を燃焼しにくくなってしまうことから、糖質カットダイエット中はおやつは食べた方がいいのです。
糖質カットダイエット中にふさわしい「おやつ」は、ヨーグルトやナッツ、カロリーゼロのゼリー、チーズ、ソイジョイなどがあります。中でも大豆から作られているソイジョイは味も豊富ですし、満腹感も得られます。女性に嬉しい大豆イソフラボンも摂れますから、まさに一石二鳥のおやつになりますね。
糖質カットダイエット中の朝食は?
糖質カットダイエットをしているからといって、朝食を抜くのは厳禁です。朝はしっかり食べましょう。チーズやゆで卵、蒸し鶏などの高タンパクな食材を使ったサラダや、豆腐の味噌汁、納豆なども朝食にはぴったりです。
糖質カットダイエットをしていると、時々無性に「炭水化物や甘いものが食べたい!」と思うときがあります。もちろんある程度は我慢も必要ですが、我慢のしすぎも良くありません。
もし糖質を摂るときは、「朝食で」摂るようにしましょう。朝は血糖値も上がりにくく、これから1日が始まるわけですから、比較的「糖質」も消化しやすいのです。
糖質カットダイエット中の外食はどうする?
外食はダイエットの敵、なんて言われていますが、行くお店や頼むものを考えれば、糖質カットダイエット中であっても外食を楽しむことができます。仕事の付き合いでごはんを食べに行く機会もあるでしょうから、頭の片隅に入れておきましょう。
まず、居酒屋の定番メニューでもある焼き鳥やお刺身は食べてもOKです。基本的に肉や魚はOKなので、焼き肉や焼き魚も問題ありません。ファミレスでも、チキングリルやステーキはOKですが、ハンバーグにはパン粉が使われているためNGです。
ごはんやパン、パスタ、うどん、ラーメンなどの主食系は避けましょう。一見良さそうに見える汁物のコーンスープやポタージュは、とうもろこしやじゃがいもから作られているためNGです。
糖質カットダイエットのデメリット
糖質カットダイエットに限ってではないのですが、物事には何につけても「メリット」があれば「デメリット」もあります。それは糖質カットダイエットも例外ではありません。
糖質カットダイエットのデメリットには、
・糖新生が活発化するまでは脳のエネルギー不足で頭痛や集中力の低下などが起こる
・肉によるコレステロールの増加
・筋肉量が減ってリバウンドしやすくなる
・ダイエット臭(ケトン臭)がすることもある
などが考えられます。もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、このようなデメリットもあるんだということを、覚えておいてくださいね。
糖質カットダイエットの方法まとめ
今さら聞けない糖質カットダイエットのあれこれについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?糖質カットダイエットについて簡単にまとめると、
・糖質を多く含むものは避け、糖質摂取量を減らす
・肉はたくさん食べてもいい
・おやつは食べた方がいい
・食べるものを選べば外食もOK
・デメリットももちろんある
といったところでしょうか。
リバウンドしないようにタンパク質を多めに摂ったり、筋トレをするなどしてみてください。体調や自分のコンディションを考慮して、糖質摂取量を減らしていってくださいね。