ライフワークバランスとは?自分にぴったりの天職の見つけ方6つ

最近耳にする機会も増えたライフワークという言葉、みなさんはご存じでしょうか。同じような言葉として、ライフワークバランスというのもあります。
昔は寿退社という言葉があったように、女性は結婚をしたら仕事を辞めるのが当たり前でした。そういう時代もあったのです。しかし最近では、結婚をしても仕事を辞めずに働いている女性も多く見受けられます。時代の変化というのもあるのでしょうが、女性も仕事を諦めなくてよくなったのです。
ここでは、そんな女性目線のライフワークバランスやライフワーク(天職)の見つけ方についてご紹介します。
Contents
女性にとってのライフワークバランスとは?
まずはライフワークバランスについて説明しましょう。ライフワークバランスという言葉を調べてみると、「仕事と生活の調和。充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすと同時に家庭や地域生活においても人生の各段階に応じて多様な生き方を選択、実現できること」だそうです。なんだか少し難しいですね。
簡単に言うと、仕事と生活のバランスを調整して、上手にキャリアを続けていくということです。女性の場合、結婚や出産というライフイベントもあります。最近では企業の努力もあり、子供を持つ女性も随分働きやすくなったように感じます。就業時間の短縮などの制度を設けているところも増えましたよね。
仕事と家庭どちらも充実させる
ライフワークバランスというのは、短い時間でとりあえず働くということとは違います。残業をしない代わりに、残業をしなくてもすむよう効率良く仕事を進めていくのです。短時間でも集中して仕事に取り組むため、結果的には仕事の効率が上がるというメリットもあるんですよ。
仕事と家庭のどちらかを優先してどちらかをおろそかにするのではなく、どちらも充実させることが女性にとってのライフワークバランスです。
ライフワーク(天職)の意味とは?6つの特徴
では、ライフワーク(天職)とはどのような意味なのでしょうか。私たちは、みな仕事をしています。仕事をしてお金を稼がなければ生活することができないからです。
生活のために、あまり好きではない仕事、退屈な仕事を続けている人もいるでしょう。ライフワークとは、一言で言うなら一生続けられる仕事ということになります。
・自分らしさが出せる
・自分自身が楽しく取り組める
・充実感ややりがいが感じられる
・時間が過ぎるのが早い
・他の人に貢献できている
・生活できるだけのお金が稼げる
これらに当てはまる仕事が、あなたにとってのライフワーク(天職)ということになります。退屈な仕事をして毎日を過ごすのではなく、毎日楽しく生き生きと過ごせる仕事ということですね。「この仕事は私に合ってる」と心の底から感じられるような仕事を、ライフワークと呼んでいます。
ライフワークは天から降ってくるものではありません。突然訪れるものではないので、ライフワークはあなた自身が見つけなければ見つかることはないのです。
自分に合ったライフワーク(天職)の見つけ方6つ
ではここからは、自分に合ったライフワーク(天職)の見つけ方を6つ、紹介していきたいと思います。先ほどもお話ししましたが、ライフワークは突然現れるものではありません。
昨日までつまらなかった日々が、今日になって突然楽しくなるなんてことはありませんよね。どのようにしたらライフワークは見つかるのでしょうか。
自分の才能に気づく
「私には取り柄が何もない」と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。自分の才能に気付いていないだけなのです。すでに何かしらの得意なこと(才能)が分かっている人なら話は早いのですが、残念ながらそんな人ばかりではありませんよね。
とはいえ、自分の才能は何か?と頭で考えてもなかなか答えは見つからないでしょう。自分の才能は、頭ではなく身体で感じる感覚を大切にします。
・一緒にいて楽しいと感じる人
・幸せに感じること
・心が解放されたように感じる場所
など、一見才能とは関係ないようなことでも、感覚というのを大切にしてみてください。自分がいいな、楽しいな、幸せだなと感じることから掘り下げていくことで、自らの才能を見つけるヒントになるものです。
自分の本当の欲求を探る
自分は本当は何がしたいのか、考えてみてください。時間は誰にでも同じように与えられ、同じように消費していきます。
・人生をどう生きたいのか
・どんなことに幸せを感じるか
これらを考えてみるのです。ただ、今の状態で考えてもなかなか思うような答えは出ないかもしれません。なぜなら、回りの人の影響を少なからず受けてしまうからです。ですから、あなたが歳を取って、死と直面しているのだと想像してください。
すると、「もっと○○すれば良かった」「○○もしてみたかった」「○○ができて良かった」などといろいろと感じることができると思います。
自分の本当の欲求と素直に向き合う
ここで感じることは、仕事に関するものとは限りません。たとえば「もっと旅行に行きたかった」「家族の時間を大切にしたかった」などと思うかもしれません。しかしここから掘り下げて考えていくと、旅行ならツアーコンダクターなどの仕事もありますし、家族との時間なら専業主婦という選択肢も出てきます。
まずはライフワーク、仕事という概念にとらわれず、自分の本当の欲求と素直に向き合ってみることが大切なのです。
お金を貰わなくてもやりたいことを見つける
今、あなたはなぜ仕事をしているのでしょう。お金を貰って生活をするためですよね。では、たとえお金を貰えなくてもやりたいことというのはありますか?
・お金を貰えないこと
・止められてもやりたいこと
・気付くとやっていること
やりたいことではなく、好きなことでもいいでしょう。これらを幅広く考えていくと、意外にも天職につながることも多いんですよ。ここで思い浮かべたことを仕事にする方法を考えていけば、それが天職になることでしょう。
得意なことを仕事にする
好きなことではなく、あなたの得意なことは何ですか?得意なことを仕事にすると、達成感を得やすいため充実した日々を過ごせるようになります。
すでに得意なことが分かっているのなら、それを生かせる仕事はないか考えてみましょう。潜在的な能力を開花させることも、ライフワークを見つけることにつながります。
見方を変えてみる
もしかすると、今の仕事があなたにとってのライフワークだということもあり得ます。今の仕事の魅力に気付いていないのです。
もしかしたらあなたは、誰もが羨むような仕事、華やかな仕事がライフワークだと思っていませんか?確かに回りの人から憧れの視線を注がれる仕事がしたいと思っている人は多いです。そう考えることは決して悪いことではありません。しかし、必ずしもそれがライフワークとは限らないのです。
たとえば新聞配達やトイレ掃除などの一見他の人がやりたがらないような仕事が、ライフワークだという人もいます。
まずは見方を180度変えてみて、今の仕事にどんな魅力があるのかを考えてみましょう。ライフワークに対する先入観から、自分の視野を狭めてしまっているのかもしれません。
とりあえずやってみる
実際にライフワークを見つけられた人も、その仕事をする前から「これが私のライフワークだ」と分かっているわけではありません。
むしろ、働いてみたらライフワークだったと感じることの方が多いです。つまり、働いてみるまで自分に合っているかどうかは分からないのです。もしかしたら、「働いてみたら楽しい!」と感じることもあるかもしれませんよ。
目先のイメージだけで仕事を選別してしまうと、損をしている可能性もあるわけです。まずは目の前の仕事を楽しくこなすようにしてみましょう。
まとめ
ライフワークの見つけ方をご紹介してきました。いかがでしたか?
世の中には星の数ほども仕事が存在し、その中からたった1つのライフワークを見つけることは簡単なことではありません。しかし、なにもしなければライフワークが見つかることはないので、まずは1歩踏み出してみましょう。