たったそれだけで…?顔のむくみを取って小顔美人になる表ワザ

仕事から帰ってきたら足がだるくて何もしたくない!朝起きたら顔とまぶたがむくんでいて別人みたい!なんていう経験はありませんか?顔のむくみは、起きていれば重力によって時間とともに水分が下がっていくので、数時間も経てば治まることが多いです。
しかし、むくんだままではメイクもうまく出来ないし、このままの顔で人には会いたくないですよね。
朝起きたときに顔がパンパンにむくんでいた、という経験をしたことのある人も多いと思います。顔がむくむとそれだけで太って見えてしまい、良いことはあまりありませんね。
そこで今回は顔のむくみの取り方をご紹介します。
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顔がむくんでしまう2つの原因とは?
そもそもむくみとは、リンパの流れが滞って老廃物や水分が溜まってしまうことを言います。顔がむくんでしまう原因とは、一体何なのでしょうか。
まず考えられるのはアルコールの摂りすぎです。アルコールには利尿作用がありますが水分をためこむ習性があるため、アルコールの摂りすぎは顔をむくませる原因になります。
通常水分は重力によって体の下の方(足の方)に流れていきますが、アルコールを飲むのは大抵夜です。すると水分がしっかりと流れる前に寝てしまうので、足の方へ流れず顔にたまったままになるのです。
アルコールを飲んでも、そのあとお風呂に入ったり酔いを覚ましてから寝るようにすると翌朝の顔のむくみはだいぶ違いますよ。
また、塩分や糖分の摂りすぎもむくみの原因になります。塩分を摂ると、体内の塩分濃度を保つために水分を保持するようになります。糖分も、体内に水分を蓄えておく力が強いです。
しかも糖分は甘くて口当たりも良いため、ついつい摂りすぎてしまったり、摂りすぎたことに気が付かないことも多いのです。普段から食事には気を付けていきたいものですね。
生理前や生理中にむくみやすいワケ
生理前は、体や心に様々な不調が現れる時期です。イライラしたり便秘になったり、個人差はあれど何かしらの症状が出たことはあると思います。これは一般的に『PMS=生理前症候群』と呼ばれていて、ホルモンの影響のために起こると考えられています。
このように、女性の体はホルモンの影響を受けやすいのです。このPMSの症状のひとつに、むくみがあります。生理前や生理中にむくみで悩んでいる人は多いです。
それはなぜなのでしょうか。
生理前や生理中にむくむのは、まさしく女性ホルモンの影響です。生理前は黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えます。黄体ホルモンは男性ホルモンと似た働きをするため、皮脂の分泌量が増えてニキビが出来やすくなります。
また、黄体ホルモンには『水の排出を抑えて水分を体内に溜め込む』働きがあります。これは、生理のときに血液として水分が失われるので、それに対する備えだと言われています。水分が排出されにくくなるということは、むくみやすくなるということですね。
疲れがたまっていると、むくみを含めPMSの症状が出やすいと言われていますので、睡眠をしっかりととるなど疲れをためないようにしましょう。
生理前にむくまないように、生理前はアルコールや甘いものを控えたり、リンパマッサージを定期的に行うなどの対策をとることが大切です。生理前だけでなく、日頃から塩分の過剰摂取を抑え、お風呂やマッサージ、ストレッチなどで血行を良くすることを意識していきましょう。
まぶたや目のむくみの原因と解消方法とは?
朝起きたらまぶたがパンパンに腫れ上がっていて、いつもよりまぶたが重い、目が小さく見える…といった経験をしたことのある人は多いと思います。
寝不足の日や泣いた翌朝などに多く見られますね。もともとまぶたは皮膚がとても薄いので、むくみやすい場所でもあるのです。
むくみのせいで、二重まぶたが一重になってしまうこともあり、まぶたのむくみは女性にとってとても厄介なものですね。まぶたのむくみを解消する方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
まずは、まぶたの血行を良くするために蒸しタオルをあててみましょう。とても簡単な方法ですが、確実かつ即効性のある方法でもあります。
蒸しタオルだけであまり効果を感じられない人は、蒸しタオルと冷やしたタオルを交互にあててみてください。そしてまぶたのむくみは、化粧水などで保湿することでも解消します。化粧水や目元専用クリームをぬって、やさしくマッサージしてみましょう。
もちろん生活習慣の見直しも大切です。塩分を控えて野菜中心の食事を心がけること、お茶などの利尿作用のある飲み物をとることなどが大切です。それにくわえて、夜更かしをせずに睡眠をしっかりととること、適度な運動をすることを忘れてはいけません。新陳代謝が活発になり、むくみにくい体質になりますよ。
顔のむくみに効果のあるツボとは?
顔のむくみは朝のうちになんとかしたいと思うものです。そんなときにおすすめなのが、ツボ押しです。顔のむくみ解消に効果のあるツボを、いくつか紹介していきますね。
まず『眉頭の内側にあるツボ』と『目頭の下のくぼみにあるツボ』の2ヶ所を刺激します。この2つはまぶたの血行を促進する働きがあります。親指や中指をあてて、3秒ほど押しましょう。目元は皮膚が薄いので、強く押しすぎないように気を付けてください。
次に腎臓の働きを活性化させる『天柱(てんちゅう)』というツボです。髪の毛の生え際、後頭部の骨にぶつかったところにあります。親指をあてて残りの指で頭を支え、頭を後ろに倒すと良いですよ。
他に顔のむくみに効くツボは、『曲池(きょくち)』『太陽(たいよう)』などがあります。曲池は肘を曲げたときのくぼみのところ、太陽はこめかみの真ん中にあります。
どちらも気持ちいいと感じる程度の強さでしっかりと押しましょう。ツボを刺激するだけで、顔のむくみはだいぶスッキリしてくるはずですよ。
顔のむくみを解消するマッサージのやり方
顔のむくみを解消するには、やはり王道のマッサージがおすすめです。顔がむくむということは、血流が滞っているということです。マッサージをして血行を促進してあげましょう。まずは水分や老廃物が流れやすい状態にするために、首を回したり鎖骨の上のくぼみをほぐしたりしましょう。準備体操のようなものですね。
それが終わったら、いよいよマッサージの開始です。あごから耳の上にかけて引っ張りあげます。余分なものを押し流すイメージですね。引っ張り上げたら、次は耳の後ろから首筋にかけて流すイメージで下げていきます。
このマッサージはわずか1分でも効果を感じることができるほど、即効性のあるものなのでぜひ試してみてください。顔ではなくて頭皮のマッサージをすることもおすすめです。頭皮と顔は繋がっていますので、頭皮の血行が良くなると顔の血行も良くなるのです。
むくみを解消したいなら塩分の取りすぎに注意?
むくみの主な原因といえば、やはり『塩分の過剰摂取』が挙げられます。わたしたちの体内は塩分濃度が一定に保たれています。そのため、塩分を過剰に摂取してしまうと、濃度を保つために水分を蓄えるようになるのです。
余分な水分が体内に残るということは、むくむということですね。このような塩分の過剰摂取によるむくみを解消する食べ物には、何かあるのでしょうか。
むくみの解消に効果的な食べ物、それは『カリウム』です。カリウムには塩分の排出をスムーズにする働きがあります。カリウムの多く含まれる食べ物には、バナナ・リンゴ・キノコ・ほうれん草・玄米・海藻などがあります。むくみの予防や改善のために、積極的に摂りたい食べ物ですね。
次に『タンパク質』です。実は、タンパク質が不足するとむくみの原因になると言われています。良質なタンパク質が多く含まれるものには、しらすやいわし、牛肉などがあります。
また、血流を促す働きのある『ビタミンE』や、血液やリンパの流れをスムーズにする『クエン酸』なども積極的に摂るようにしましょう。ビタミンEはカボチャやモロヘイヤ、アーモンドなど、クエン酸はレモンやトマト、柑橘類などに多く含まれていますよ。
もちろんこれらだけを食べるのではなく、薄味でバランスの取れた食事を意識することが大切です。利尿作用のあるミネラルウォーターやお茶をこまめに飲むことも良いでしょう。
まとめ
顔のむくみについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?顔のむくみはお化粧でもカバーできないので手ごわい悩みですよね。今回ご紹介した解消方法を参考に小顔美人を目指しましょう!