ハーブティーのある暮らしを楽しもう!ハーブティーの効能、効果一覧

美容や健康にハーブティーが効果的だということを、あなたはご存じでしょうか。有名なモデルさんや女優さんなど、実はハーブティーのある暮らしを楽しんでいるそうです。
ハーブティーは数年ほど前から日本でもかなりメジャーなものとなり、スーパーなどでも簡単に手に入るようになりましたね。とはいえ、一言でハーブティーといっても、ハーブティーにはいろいろなものがあります。
ハーブの種類だけハーブティーはあるのです。当然、味や効果なども違います。ここでは、得たい効果や効能ごとにおすすめのハーブティーをご紹介します。
Contents
毎日でも飲みたい!美肌効果を期待できるハーブティー3選
まず1つめに紹介するのは、美肌効果のあるハーブティーです。女性なら、誰でも透き通るようなきれいな肌に憧れますよね。美肌になるためにいろいろな努力をしている人も多いことでしょう。ここでは3つのハーブティーをご紹介します。
ローズヒップティー
美肌と言えば、やはりおすすめはローズヒップティーです。ローズヒップにはレモンの20倍にも相当するビタミンCやリコピン、フラボノイドなどが含まれています。アンチエイジング、シミ予防の他、コラーゲンの生成を助ける働きもあります。
ルイボスティー
ルイボスティーに含まれるSODという成分が、活性酵素を除去する働きがあります。活性酵素はシミやシワの原因になるなど、増えると老けて見える原因になります。年齢肌に負けない肌作りをしたい人に、おすすめのハーブティーです。
ハイビスカスティー
ハイビスカスにはクエン酸が豊富なので、新陳代謝を高めることができます。新陳代謝が高まれば肌のターンオーバーを促進することにもつながりますね。
自律神経のバランスを整えるゼラニウムティー
自律神経は呼吸や体温、睡眠など私たちか生きるために欠かせない働きを司っている神経です。自分の意思で増やしたり減らしたりすることはできません。この自律神経のバランスが乱れると様々な不調をもたらすことになるのです。
たとえばめまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気、下痢、便秘、食欲低下、倦怠感などの症状が現れます。自律神経が乱れる原因ははっきり分かっていませんが、不規則な生活やストレスなどではないかと言われています。そんな自律神経のバランスを整える効能を持つハーブティーは、ゼラニウムティーです。
ゼラニウムにはリナロール、ゲラニオール、シトロネロールという成分を含んでいます。この3つの成分は視床下部や副腎を刺激して整える作用があるのです。自律神経の乱れによる様々な不調を緩和してくれるでしょう。
生理不順や生理痛、PMSで困ったら飲みたいハーブティー2つ
女性ホルモンの乱れは、生理不順や生理痛、PMSなどをもたらします。女性にとってこれはかなり辛いことですよね。女性ホルモンのバランスを整える効果のあるハーブティーをご紹介しましょう。
チェストベリー
フラボノイドというポリフェノールを含み、ホルモンの分泌量を調節する働きがあります。PMSや生理痛の緩和におすすめです。
ラズベリーリーフ
タンニンやビタミンCを多く含み、こちらもPMSや生理痛の緩和に役立ちます。子宮との相性が非常にいいハーブなので、妊活中の女性にもおすすめですよ。
芯から温まる!冷え性におすすめのハーブティー2選
冷え性だと太りやすくなったりむくみやすくなるなど、女性にとっていいことは1つもありません。「冷え性になるのは冬だけ」というイメージがあるかもしれませんが、エアコンを使う夏場も冷え性には注意が必要なんですよ。そんな冷え性におすすめのハーブティーは、この2つです。
・ジンジャー
・サフラワー
ジンジャーはみなさんもご存じの生姜です。血行が良くなり、体の芯から温めることができます。代謝を良くする効果も期待できますね。
サフラワーは、ベニバナとして日本では染料や口紅などに使われています。血行を良くし、冷えを改善していきます。フローラル系の香りでまろやかな口当たりなので、とても飲みやすいのが特徴です。
鬱になる前に!ストレス解消におすすめのハーブティー
ストレスの多い現代では、うつ病を発症する人も増えています。気分の落ち込みややる気のなさなどは、脳から分泌されるセロトニンが少ないことが原因かもしれません。このようなうつの症状の改善に効果的なハーブティーは、カモミールとセントジョンズワートの2つです。
カモミールには気分を落ち着かせ、胃の調子を整える働きがあります。ストレスによる吐き気や食欲不振を改善し、不安を取り除いてくれるでしょう。
セントジョンズワートは鎮静作用、抗うつ作用があることが知られています。セロトニンの濃度を高めてくれますので、抗うつ剤や精神安定剤と同じような効果を得ることができますよ。
更年期障害で悩む人におすすめのハーブティー3選
更年期障害は、閉経を迎える50代前後に発症することが多いです。感情の起伏が激しくなったり、涙もろくなる、急に顔がほてるなど症状は様々です。このような更年期障害は、女性ホルモンの急激な減少が原因だとされています。
女性ホルモンのバランスを調節するアンジェリカルートやローズマリー、ローズヒップなどがおすすめです。特にローズには女性ホルモンの分泌を促す作用があると言われています。辛い更年期障害で悩んでいる人は、ぜひこの3つのハーブティーをチェックしてみてくださいね。
ダイエット中に飲みたい!デトックス作用の高いハーブティー3つ
便秘やむくみは、体の中に老廃物が溜まってしまっていることから起こります。老廃物が溜まるとセルライトの原因にもなりますから、できることなら老廃物はすっきりと排出してしまいたいものです。ハーブティーはお茶なのでカロリーはありません。ダイエット中でも安心して飲むことができます。
・ペパーミントティー
・エルダーフラワーティー
・アーティチョークティー
この3つのハーブティーは、どれもデトックス作用が高いことで知られています。ペパーミントには抗酸化作用や炎症を抑制する作用、エルダーフラワーには利尿作用や発汗作用、そしてアーティチョークは脂肪やアルコールの代謝を促したり、コレステロールの低下、そして肝臓や腎臓を強くする効果もあります。
デトックス効果を得るためにハーブティーを飲むときは、1日2カップを目安にしましょう。2カップのハーブティーは消化器官の働きを良くするので、便秘の改善にも役立ちます。
眠れない夜に…不眠対策になるハーブティー2つ
ハーブティーには、不眠に効果的なものもあります。不眠になる原因は人それぞれですが、主なものはストレスと緊張です。そのため、不眠に効果のあるハーブティーはリラックス系のものが多いです。
ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは青リンゴのような香りで、香りでリラックスすることもできます。不安や緊張をほぐし、体を温める作用があるのでゆっくりと眠ることができるでしょう。
ラベンダーティー
不眠に効くアロマオイルでも、ラベンダーは有名です。そんなラベンダーのハーブティーは、リラックス効果が非常に高いんですよ。ストレスを和らげる効果もあります。
不眠の改善のためにハーブティーを飲むときは、寝る前に落ち着いた気持ちで飲むことがおすすめです。
花粉症を緩和するハーブティー「ネトル」とは?
花粉症は、花粉という異物(アレルゲン)を排除するために起こるアレルギー症状です。くしゃみや鼻水、目のかゆみなどが特徴です。アレルゲンを受けると脳からヒスタミンが分泌されるために起こります。そんな不快な花粉症を緩和するには、ネトルというハーブティーがおすすめ。
ネトルはビタミンやカルシウム、マグネシウム、鉄分などの豊富なミネラルを含んでおり、栄養バランスが非常に優れているのです。抗アレルギー作用もありますので、まさに花粉症の人におすすめのハーブティーなのです。緑茶のような風味なので、飲みやすいのもいいですね。
まとめ
ハーブティーの効能についてまとめてみました。いかがでしたか?ハーブティーはこんなにもたくさんの効果を持っているのです。自分の目的に合わせたハーブティーを選び、ハーブティーのある生活を楽しんでみてくださいね。