彼氏にドン引きされる前に!知っておきたいフェミニンゾーンのお手入れ方法

どんなに親しく仲のいい友達であっても、話せることと話せないことというのがあります。その話せないことの1つが、フェミニンゾーンのことではないでしょうか。顔や脚などは他人と比べることができるため、話題にもしやすいですし何か悩みがあったら相談することもできると思います。
しかし、人と比べる機会のないフェミニンゾーンについてはどうでしょう。何か悩みがあっても、なかなか人には聞けずに人知れず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そこで、ここでは人には聞けないフェミニンゾーンのお手入れの仕方についてご紹介します。
Contents
フェミニンゾーンってどこ?
最近よく聞くフェミニンゾーンという言葉ですが、「フェミニンゾーンってどこのこと?」と思う人もいるでしょう。フェミニンゾーンというのは和製英語なのですが、簡単に言うと女性器周辺のことを指します。露骨な表現を避けた言い方、オブラートに包んだ言い方だとも言えます。
わたしたちの顔や身体の皮膚は、ph平均4.5~6くらいです。ph7が中性で、数字が下がれば酸性、上がればアルカリ性となります。ボディソープのCMなどで、「お肌と同じ弱酸性!」と言っているのを聞いたことがあるでしょう。肌はph4.5~6の弱酸性なのですが、フェミニンゾーンはもう少し酸性寄りのph3.8~5.9前後と言われています。顔や身体とはph値が異なるのですね。
フェミニンゾーンとデリケートゾーンの違い
フェミニンゾーンという言葉と、デリケートゾーンという言葉もあります。生理用品のCMなどでは、よくデリケートゾーンという言葉が出てきますよね。
結論から言いますと、フェミニンゾーンもデリケートゾーンも同じ意味合いで使われています。もともとフェミニンという言葉には女性らしいという意味や、♀(メス記号)の意味があります。デリケートには繊細な、敏感なという意味がありますね。どちらも露骨な表現を避けた言い方であり、同じ意味なのです。ここではフェミニンゾーンに統一して話を進めていきますね。
フェミニンゾーンの悩み1 .黒ずみ
ではここからは、フェミニンゾーンの悩みについてお話ししていきます。フェミニンゾーンの悩みの1つめは、黒ずみです。
フェミニンゾーンが黒ずむのは、顔にできるシミと同様メラニン色素によるものです。メラニンというのは肌を守るために生成されるものですが、それが黒ずみの原因となっているのです。そもそもフェミニンゾーンは、メラニンを生み出す細胞が活発なところでもあるので、他の肌よりメラニンの影響を受けやすくなっています。下着やナプキンによる摩擦、加齢による新陳代謝の遅れ、ホルモンバランスの乱れなどが黒ずみの原因として考えられています。
フェミニンゾーンの黒ずみを悪化させないためには、ソフトなつけ心地の下着をチョイスしたり、ナプキンをまめに取り替えるなどしましょう。また、洗うときに強く擦らず、刺激を与えないようにすることも大切です。
フェミニンゾーンの悩み2 .におい
フェミニンゾーンの悩みの2つめは、においです。下着を脱いだときに独特のにおいがすることがありますが、それは雑菌によるものです。
ナプキンやおりものシートによってムレると、それだけで雑菌は繁殖しやすくなります。さらに生理の経血やおりものなどのタンパク質がエサとなり、雑菌が繁殖するのです。その他にも、尿や汗、恥垢(女性器のヒダの部分に溜まる垢)によって雑菌が繁殖し、においの元となることもあります。
においを防ぐためには、フェミニンゾーンを常に清潔に保つこと、フェミニンゾーン専用ソープなどで洗うといいですよ。フェミニンゾーン専用ソープについては、後ほどくわしく説明します。
フェミニンゾーンの悩み3 .かゆみ
フェミニンゾーンの悩みの3つめはかゆみです。無性にかゆくなっても人前でかくことができないのは辛いですよね。そんなかゆみは、においと同様ムレや雑菌が繁殖すること、おりものやナプキンで肌がかぶれることが原因です。夏場や生理中にかゆみが増すのはそのためです。
・通気性の良い下着を着用する
・ナプキンやおりものシートをこまめに取り替える
・生理中はビデを利用する
これらのことをすることで、かゆみは改善されていくでしょう。また、「フェミニーナ軟膏」というフェミニンゾーン専用の軟膏もあります。フェミニーナ軟膏は日本で初めて発売された専用軟膏で、低刺激なので安心して使えますよ。かゆいからといってかいてしまうと、かゆみは余計に増してしまいます。我慢するのもとても辛いですので、無理をせずにお薬に頼るのも良いと思います。
フェミニンゾーンの専用石鹸とは?
フェミニンゾーン専用の石鹸が販売されていることを、あなたはご存じでしょうか。冒頭でお話ししたように、フェミニンゾーンというのは顔や身体とはph値が異なります。市販のボディソープのほとんどはアルカリ性のものなので、同じもので洗うのはおすすめできません。
フェミニンゾーン専用の石鹸は、フェミニンゾーン特有のにおいや黒ずみに特化したものが多いです。ph値も3.8など、フェミニンゾーンに合わせて作られていますよ。ではここで、フェミニンゾーン専用の石鹸をいくつかご紹介しましょう。
・ラクタシード
口コミでも人気が高いのが、ラクタシードのフェミニンゾーン専用の石鹸です。天然由来の保湿成分を使っていて、膣内に近いph3.8となっています。
・フェミニンウォッシュ
フェミニンウォッシュも、フェミニンゾーン石鹸としては有名です。自然なうるおいとさわやかな香りで、におい対策にもおすすめです。
フェミニンゾーン専用の石鹸はドラッグストアやバラエティショップなどでも売られているのですが、抗菌作用や殺菌作用の強すぎるものはやめましょう。本来フェミニンゾーンにある自浄作用な弱まってしまいます。
フェミニンゾーンの正しい洗い方
みなさんは、フェミニンゾーンをどのように洗っていますか?身体を洗うときに、一緒に洗ってしまっていませんか?何度かお話ししているように、フェミニンゾーンは身体とはph値が違います。同じボディソープで洗ってしまうとフェミニンゾーンがアルカリ性に傾いてしまい、雑菌が増えやすくなってしまうのです。やはり専用の石鹸を使うことが望ましいのです。
タオルやスポンジで洗うのではなく、指で優しく洗いましょう。専用の石鹸をしっかりと泡立てて、泡で撫でるように洗います。ヒダの部分は垢が溜まりやすいので、指でしっかりと洗ってくださいね。フェミニンゾーンのトラブルを防ぐためには、フェミニンゾーンを清潔にすることが第一なのです。
フェミニンゾーンは脱毛するべき?
フェミニンゾーンの脱毛は、毛深い人は行うべきです。ただ、人と比べようがないので「どのくらいから毛深いというのか」を判断するのは難しいところがあります。毛深いと、毛が邪魔をしてどうしても十分に洗えないことがあります。においや湿気がこもりやすくなってしまうので、これらの解消のためにもきちんと処理をしましょう。
脱毛をするときは、専用のシェーバーや保護クリームを使うことを忘れずに。自己処理に不安のある人は脱毛サロンもおすすめですよ。肌が敏感になっている生理前や生理中は脱毛は避けましょう。
まとめ
人には聞けないデリケートゾーンの悩みやお手入れ方法についてお話ししてきました。いかがでしたか?普段は見えない部分だからこそ、いつも清潔に保っておきたいですよね。いざというとき彼氏にドン引きされないように、しっかりお手入れしましょうね。