短期間で二重あごをなくす方法!脂肪だと思っていたけど、実はむくみだった?

なんとなく太っている人に多いイメージがある二重あご。二重あごがあると太って見えるだけでなく、実年齢よりもかなり老けて見られてしまいます。今回は、そんな厄介な二重あごを比較的短期間でなくす方法をご紹介します。
Contents
二重あごの原因
そもそも二重あごは、太っている人だけにあるわけではありません。笑ったときやあごを引いたときに二重あごになる人は、肥満とは関係ないと言われています。
もちろん、太っている人に二重あごが多いのは事実です。では、肥満以外の原因について見ていきましょう。まず考えられることは、あご周辺の筋力の低下です。
わたしたちの顔には、表情筋と呼ばれるたくさんの筋肉が存在しています。これらは普段の生活では、およそ40%ほどしか使われないと言われています。使わない筋肉はどんどん衰えていってしまいます。すると筋肉の上にある皮膚を支えきれなくなってしまうため、肌がたるんでしまうのです。
顔がたるむ原因
これと同じことがあご周辺で起こると、皮膚がたるむことで二重あごとなるのです。特にあご周辺の頤筋(おとがいきん)と呼ばれる筋肉の低下によって二重あごは起こります。頤筋は、咀嚼回数の減少や柔らかいものばかり食べる現代人は衰える一方だと言われています。
また、顔がむくんでいることや姿勢や噛み合わせが悪いことも二重あごの原因として考えられています。同じ姿勢を長い間続けていたり、猫背の人は二重あごになりやすいので注意してください。歯の噛み合わせが悪かったり、顎関節が歪んでいることも二重あごの原因となるからです。
二重あごはむくみが原因?
二重あごになる原因を肥満だと思っている人は多いです。確かに太っていて脂肪がつきすぎているために二重あごになっている人もいます。
しかし、常に二重あごなのではなく、たとえば笑ったときや下を向いたときだけ二重あごになる人や、女性の場合は生理前だけ二重あごになってしまう人もいます。このような二重あごの原因、それはむくみによるものかもしれません。
むくみは、よく足などの下半身にあらわれますね。ヒールを履いた日など、夕方にはむくんで足がパンパン…なんて経験のある人もいると思います。それと同じことが顔でも起こっているのです。
顔がむくむ理由
顔がむくんでしまう主な原因は、水分や塩分の過剰摂取やリンパの流れが悪いことなどです。特に飲み会の翌日などに二重あごになってしまう人は多いようです。アルコールの過剰摂取にくわえ、おつまみは塩分の多いものが多いですよね。
普通、塩分は重力によって下がっていきますが、代謝される前に寝てしまうと、塩分がたまって顔がむくんでしまうのです。このようなときは、老廃物を排出するようなリンパマッサージを行いましょう。鎖骨のリンパ節やを耳下のリンパ節を撫でるようにマッサージしましょう。
しかし、お酒を飲まず食事も気を付けているのに顔のむくみが起こることもあります。それはなぜなのでしょうか?
考えられる理由、それは肩こりです。肩こりがあるときは血行が悪くなっていて、血液を流そうと血管が膨張している状態です。この状態はほかのリンパを圧迫してしまうため、顔がむくんでしまうのです。
直接むくみとは関係ないと思われる肩こりですが、実はむくみと深い関係にあったのです。顔のむくみを改善するためには、肩こりを解消することも大切なのです。水分の代謝を促進する働きのある、ビタミンB群やカリウムなどを積極的に摂取して、顔のむくみや肩こりを解消していきましょう。
二重あごの原因が脂肪の場合
太っている人に二重あごが多いように、二重あごの原因には脂肪のつきすぎによるものもあります。なぜ脂肪による二重あごが厄介なのかと言うと、顔についた脂肪はなかなか落とすことが出来ないからです。
実際、食事制限や有酸素運動などをすると体は痩せますが、顔は痩せないことが多いです。顔に脂肪がつくと落としにくいだけでなく、重力によって顔の最下部であるあごにたまっていきます。そして重力によってたるみ、醜い二重あごになってしまうのです。
美容整形で脂肪吸引する方法
脂肪でパンパンになった顔・あごを自分の力だけで改善するのは困難です。そんなときは美容外科などで脂肪吸引するという方法があります。
耳たぶの裏の付け根や鼻の内側などの目立たないところからチューブを挿入し、余分な脂肪を吸引してくれます。ゆるんだ皮膚を定着させながら脂肪を吸引していくので、皮膚がたるむといった心配もありません。
あごだけでなく、頬の脂肪もとることが出来るので、全体的に顔が一回り小さくなってすっきりした印象になれますよ。肌を引き締める効果もあるので、アンチエイジング効果も期待できますね。脂肪吸引は美容外科での手術になりますので、もちろんリスクも伴います。
二重あごダイエット方法
二重あごに気づいてしまったとに、おそらく大抵の人は「太ってしまったかな?」と思うのではないでしょうか。そしてダイエットを始める人も多いと思いますが、普通のダイエットで二重あごを解消することは難しいです。食事制限や運動をしても、顔の脂肪はなかなか落ちませんよね。二重あごを解消するためには、二重あごダイエットを
行う必要があるのです。
二重あごダイエットとは、主に表情筋を鍛えてたるみを改善するものになります。表情筋が衰えるとお肌がたるんでしまうので、二重あごになってしまいます。二重あごダイエットでは、あご周辺の表情筋を鍛えるエクササイズやトレーニングが中心になります。
おすすめのエクササイズ
まずは唇を左右に思いきり尖らせます。右に尖らせて5秒、左に尖らせて5秒と左右交互に行いましょう。10回ずつを目安に行います。次に天井を向いて、ゆっくりあいうえおと発音してみてください。
ペットボトルを使ったエクササイズもあります。これは、水を入れたペットボトルを唇で持つだけという簡単なトレーニングです。歯ではなく唇で持つことがポイントです。水の量は自分の丁度いい重さになるように調節しましょう。普段あまり使わない筋肉を使うので、慣れるまでは筋肉痛になるかもしれません。
また、むくみを改善するようなリンパマッサージも二重あごダイエットには欠かせません。フェイスラインから鎖骨に向かってマッサージしていきましょう。二重あごダイエットは、もちろん1日や2日で効果の出るものではありません。しかし、続けていけば比較的早くに効果を感じることが出来るでしょう。
二重あごを治すマッサージ方法
二重あごを治すためには、血行を促進したり溜まっている老廃物を外へ出すためのマッサージが効果的です。あごは顔の最下部であるため、血行が悪くなったり老廃物が溜まりやすい場所でもあります。
二重あごを治すためのマッサージは、余分な水分や老廃物を流すためのリンパマッサージが主流になります。まずは顔のマッサージの準備として、鎖骨の下に沿ってマッサージをします。そのあと顔の血行を良くするために耳をしっかりと揉みほぐします。いきなり顔のマッサージをするよりも、効率よくマッサージを行うことが出来ますよ。
おすすめのマッサージ方法
最初にあごの下で手の甲をくるくると10回くらい回しましょう。次に手の甲をあごの下にあて、あごのラインに沿って耳のほうへマッサージしていきます。
あごの中央から左右の耳へ向かって、やさしくマッサージしていきましょう。最後に手のひらで頬を包んで、引っ張るように行います。リフトアップを意識して行うと良いですね。だいたい1日に10回くらいを目安にマッサージしてみてください。
お肌が摩擦による刺激を受けないように、クリームなどを塗ってからマッサージするようにしましょう。お肌に負担がかかるとたるみの原因となるので、気を付けてくださいね。
二重あごを解消するエステ
個人のケアで二重あごを解消するのはなかなか難しいものです。二重あごの原因はなにも『肥満』だけではないので、原因に沿った適切なケアが必要になるからです。自分で二重あごを解消するのが難しいなと思ったときは、エステに行ってみるのはいかがでしょうか。
ほとんどのエステサロンでは、フェイシャルエステや小顔コースなどの顔に焦点を当てたコースを展開しています。初めてエステに行くという人は、お試し体験などでお得に施術を受けることができますよ。
名称などはエステサロンによって異なりますが、顔筋トリートメントで表情筋をほぐしてEMS高周波で定着させたり、表情筋を強制的に運動させるバイタリフトの使用などが多いようです。血行促進やリンパの流れを促進させるマッサージも行われます。
まとめ
どんなにキレイにお化粧しても、二重あごだと台無しですよね。二重あごは太っているのが原因というわけではありません。ダイエットを頑張っても二重あごがなくならない場合は、むくみやたるみを疑ってみましょう。